小5社会②:私たちの生活を支える食料生産
ごはんはどこから来るの?
やあ!コネクトだよ。
今日、朝ごはんや給食で何を食べたかな? ごはん、パン、魚、野菜…。
それらの食べ物は、日本の「自然」と、生産者(せいさんしゃ)さんの「知恵」が組み合わさって作られているんだ。日本の食料生産のヒミツを探りに行こう!
1. 米作り:平らな土地と豊富な水
日本人の主食といえば、お米だよね。お米がたくさん作られている場所には、共通点があるよ。
ちさまるの食レポ
カレーライス大好き! ごはんって、甘くておいしいよね。田んぼって、水がいっぱいあるイメージだけど、どうしてなのかな?
米作りに適した条件
- 広い平野(へいや)や盆地(ぼんち):田んぼを作るための、平らな土地が必要だね。
- たくさんの水:稲(いね)は成長するのにたくさんの水を必要とするから、大きな川の近くが良いんだ。
- 昼と夜の気温差:昼は暑くて、夜は涼しいと、お米の実がぎゅっと詰まっておいしくなるよ。
新潟県の越後平野(えちごへいや)や、山形県の庄内平野(しょうないへいや)などが有名だね。
2. 野菜・果物・畜産:地形を生かす
お米以外の食べ物も、それぞれの土地の特徴(地形や気候)を生かして作られているよ。
Ping! 産地の特徴
Pingたちが、おいしいものの産地からレポートするよ!
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畑作(はたさく)
水はけの良い台地や、火山のふもと(火山灰地)では、野菜作りがさかんだよ。 -
果樹栽培(かじゅさいばい)
水はけが良い山の斜面(しゃめん)や、盆地で作られることが多いよ。 -
畜産(ちくさん)
北海道や九州の、広くて涼しい高原では、牛や豚を育てるのがさかんだよ。
3. 水産業:海流がつくる豊かな海
日本は海に囲まれているから、魚をとる漁業(ぎょぎょう)もさかんだね。特に、魚がたくさん集まる「良い漁場(ぎょじょう)」には、秘密があるんだ。
ちがくナビとのリンク:潮目
日本の近くでは、南からの暖かい「黒潮(日本海流)」と、北からの冷たい「親潮(千島海流)」がぶつかっています。
このぶつかる場所を「潮目(しおめ)」といい、魚のエサになるプランクトンが大量に発生するため、世界でも有数の良い漁場になるのです。
→ちがくナビ「海水の運動」で海流について詳しく知る
「とる」漁業と「育てる」漁業
- とる漁業:遠洋(えんよう)、沖合(おきあい)、沿岸(えんがん)漁業など、海へ行って魚をとる方法。
- 育てる漁業:養殖(ようしょく)や栽培漁業(さいばいぎょぎょう)など、人間が魚や貝を育ててからとる方法。リアス海岸などの静かな湾(わん)が適しているよ。
4. 食料自給率(しょくりょうじきゅうりつ)
日本で食べる食料のうち、どのくらいを日本国内で作っているかを表す数字を「食料自給率」というよ。
現在、日本の食料自給率(カロリーベース)は約38%。つまり、60%以上を外国からの輸入(ゆにゅう)に頼っているんだ。これは、日本のこれからの大きな課題だよ。
まとめ:感謝して食べよう
ちさまるの感想
おいしいごはんが食べられるのは、日本の豊かな自然と、生産者さんの努力のおかげなんだね。輸入に頼りすぎているのはちょっと心配だな…。もっと日本のものを食べようっと! PON!
コネクトのまとめ
そうだね! 「地産地消(ちさんちしょう)」といって、地元で作られたものを地元で食べることは、新鮮でおいしいし、運ぶエネルギーも節約できて環境に優しいんだ。これも大切な「つながり」だね。
次回は、ものづくり! 日本の工業生産について見ていこう。
チャレンジ問題
問1:南からの「暖流」と北からの「寒流」がぶつかる、魚がたくさん集まる場所を何といいますか?
問2:火山の近くに広がる、水はけの良い土地(シラス台地など)で作られることが多い作物はどれですか?
- A. 稲(いね)
- B. さつまいも
問3:国内で食べる食料のうち、国内で生産されている割合のことを何といいますか?
こたえを見てみる
問1のこたえ:潮目(しおめ)
問2のこたえ:B. さつまいも
お米は水持ちの良い田んぼで作るよ。
問3のこたえ:食料自給率(しょくりょうじきゅうりつ)