中学地理①:地球の姿と時差
地球を測る「モノサシ」
やあ!コネクトだよ。
地球はとっても広いけれど、住所(緯度・経度)を使えば、世界中のどこでもピンポイントで指し示すことができるんだ。
そして、地球が回っているからこそ生まれる「時差(じさ)」。これの計算は、ちょっとコツがいるけど、仕組みがわかればパズルみたいに解けるよ!
1. 大陸と海洋
地球の表面は、陸地が約3割、海洋が約7割。これを「陸3:海7」と覚えよう。
- 六大陸(ろくたいりく):ユーラシア(最大)、アフリカ、北アメリカ、南アメリカ、南極、オーストラリア(最小)。
- 三大洋(さんたいよう):太平洋(最大)、大西洋、インド洋。
2. 地球の住所:緯度と経度
地球上の位置を示すための座標(ざひょう)だ。
- 緯度(いど):赤道を0度とし、南北に90度ずつ分ける。
→ 赤道より北を「北緯」、南を「南緯」という。気候(暑さ寒さ)に関係するよ。 - 経度(けいど):イギリスのロンドン(旧グリニッジ天文台)を通る線を0度とし、東西に180度ずつ分ける。
→ 0度の線を「本初子午線(ほんしょしごせん)」という。時間(時差)に関係するよ。
3. 時差(じさ)のしくみと計算
世界中の国で、時計の針がさす時間はちがう。これを時差というよ。
ちさまるのSOS
「日本が昼の12時のとき、ロンドンは何時?」とか聞かれると、頭がこんがらがっちゃうよ…。どうやって計算すればいいの?
コレクトの論理 de 解説:時差計算
時差は、地球の自転によって生じる物理的な現象です。以下の論理ステップで計算すれば、間違いようがありません。
- 地球は1日に1回転する:360度 ÷ 24時間 = 15度。
つまり、「経度が15度ずれるごとに、1時間の時差」が生まれます。 - 太陽は東から昇る:東にある国ほど、時間は早く進んでいます。
- 計算式:2つの地点の「経度差」を求め、15で割る。
・東経同士、西経同士の場合 → 引き算(大きい数 - 小さい数)
・東経と西経の場合 → 足し算(東経 + 西経)
【例題】
日本(東経135度)とロンドン(経度0度)の時差は?
経度差:135 - 0 = 135度
時差:135 ÷ 15 = 9時間
日本の方が東にあるので、日本はロンドンより9時間進んでいます。
4. いろいろな地図
球体の地球を、平らな紙に描くことは不可能だ。だから、目的に合わせていろいろな地図(図法)を使い分けるんだ。
-
メルカトル図法
角度が正しい。航海(船の旅)に使われる。
高緯度(北極・南極近く)ほど面積が拡大されるので注意! -
正距方位図法(せいきょほういずほう)
中心からの「距離」と「方位」が正しい。飛行機のルートや、ミサイルの射程を見るのに使う。 -
モルワイデ図法
「面積」が正しい。分布図(人口や生産量など)に使われる。
ちさまるの学び
「経度15度で1時間」っていうルールを覚えれば、時差もこわくないね! 世界の時間が計算できるなんて、なんだか管制官(かんせいかん)になった気分! PON!
チャレンジ問題
問1:本初子午線が通る都市はどこですか?
問2:日本(東経135度)が1月1日の午後5時のとき、ニューヨーク(西経75度)は何月何日の何時ですか?
こたえを見てみる
問1のこたえ:ロンドン
問2のこたえ:1月1日の午前3時
【解説】
① 経度差を求める:東経と西経なので足す。
135 + 75 = 210度
② 時差を計算:210 ÷ 15 = 14時間
③ 時間を戻す:ニューヨークは西にあるので、日本の時間から引く。
午後5時(17時) - 14時間 = 3時(午前3時)。日付は変わらない。