ちりナビ

地図をひろげれば、世界とつながる。

中学地理②:世界の気候と生活

世界を見るコネクト 気候がくらしを作る!

やあ!コネクトだよ。
世界には、一年中暑い場所、凍えるほど寒い場所、雨が全く降らない場所など、様々な「気候(きこう)」がある。
そして、そこに住む人たちは、気候に合わせた服・食べ物・家を工夫して暮らしているんだ。今日は、世界の5つの気候帯と、人々のくらしのつながりを見ていこう!

1. なぜ気候は違うのか?(気候の要素と因子)

世界の気候は、主に「緯度(赤道からの距離)」によって大きく変わる。これを科学的に説明してもらおう。

地球を分析するコレクト コレクトの論理 de 解説:太陽エネルギーの差

気候の違いを生む最大の要因は、太陽エネルギーの受け取り方の差です。
赤道付近(低緯度)では、太陽の光が真上から当たるため、熱が集中して暑くなります。一方、北極や南極(高緯度)では、光が斜めから当たるため、熱が分散して寒くなるのです。
さらに、「大気の大循環」(空気が地球規模で回ること)によって、雨が多い場所と少ない場所が決まります。

→ちがくナビ「大気の構造と熱収支」で詳しく学ぶ(高校範囲)

2. 雨温図(うおんず)の読み方

気候を知るための最強のツールが「雨温図」だ。折れ線グラフが「気温(℃)」、棒グラフが「降水量(mm)」を表しているよ。

3. 世界の5つの気候帯

世界は、気温と降水量の特徴によって、大きく5つのグループ(気候帯)に分けられる。

ひらめくピング Ping! 世界のくらしレポート

それぞれの気候帯で、人々がどんな工夫をしているか見てみよう!

  • Ping
    熱帯(ねったい)
    赤道周辺。一年中暑くて雨が多い。
    【くらし】風通しの良い高床(たかゆか)式の家。薄着。
  • Ping
    乾燥帯(かんそうたい)
    砂漠など。雨が極端に少ない。
    【くらし】日干しレンガの家(窓が小さい)。全身を覆う服。
  • Ping
    温帯(おんたい)
    日本やヨーロッパ。四季の変化がある。
    【くらし】季節に合わせて服や食事を変える。農業が盛ん。
  • Ping
    冷帯(れいたい/亜寒帯)
    北海道やロシア。冬の寒さが厳しく、夏は短い。
    【くらし】丸太を組んだログハウス(断熱)。針葉樹林(タイガ)。
  • Ping
    寒帯(かんたい)
    北極・南極周辺。一年中氷点下。
    【くらし】イヌイットなどは、アザラシの毛皮を着て寒さを防ぐ。

例外:高山気候(こうざんきこう)

アンデス山脈など、標高が高い場所は、赤道直下でも涼しい気候になる。これを高山気候というよ。「常春(とこはる)」のような気候を利用して、ジャガイモやコーヒーなどを栽培しているんだ。

雨具を着るちさまる ちさまるの発見

雨が降らない乾燥帯では、家を作るのに木が育たないから「土(レンガ)」を使うんだね。自然にあるものを使って家を作っているなんて、すごい知恵だなぁ。PON!

まとめ:気候と文化のつながり

私たちが当たり前だと思っている「家」や「服」も、実はその土地の気候に一番合った形に進化したものなんだ。気候を知ることは、その土地の文化を理解することにつながるんだね。

喜ぶコネクト コネクトからのメッセージ

世界は広いね! 同じ地球でも、場所によって全く違う世界が広がっている。
次回は、世界の「宗教」や「人口」など、人間社会の多様性について見ていこう!

チャレンジ問題

問1:赤道周辺の、一年中暑くて雨が多い気候帯を何といいますか?

問2:乾燥帯の砂漠地域などで見られる、土を固めて日干しして作ったレンガでできた家には、どのような特徴がありますか?

問3:標高が高い地域で見られる、同緯度の平地よりも気温が低い気候を何といいますか?

こたえを見てみる

問1のこたえ:熱帯(ねったい)

問2のこたえ:B
(外の暑い空気や砂ぼこりを防ぐためだよ)

問3のこたえ:高山気候(こうざんきこう)