中学地理③:世界の多様性と課題
「ちがい」を知ることは「理解」への第一歩
やあ!コネクトだよ。
世界には80億人以上の人が住んでいるけれど、話す言葉も、信じている神様も、食べているものもバラバラだよね。
今日は、そんな世界の「多様性(いろいろあること)」と、石油などの「資源」をめぐる課題について見ていこう!
1. 世界の宗教(しゅうきょう)
宗教は、人々の考え方や生活習慣(食事のルールなど)に大きな影響を与えているよ。特に信者が多い「三大宗教」を押さえよう。
Ping! 世界の宗教マップ
それぞれの宗教の特徴と、広まっている地域をチェック!
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キリスト教
【聖典】聖書
【地域】ヨーロッパ、南北アメリカ、オセアニア
【特徴】世界で一番信者が多い。 -
イスラム教
【聖典】コーラン
【地域】西アジア、北アフリカ、東南アジア
【特徴】豚肉を食べない、お酒を飲まない。断食(ラマダン)がある。 -
仏教(ぶっきょう)
【経典】お経
【地域】東アジア、東南アジア
【特徴】日本にも古くから伝わっているね。 -
ヒンドゥー教
【地域】インド
【特徴】三大宗教ではないけれど信者が多い。牛を神聖なものとして食べない。
2. 世界の人口と言語
人口の爆発
世界の人口は増え続けていて、2022年には80億人を突破したよ。特にアジア州には世界人口の約6割が住んでいるんだ。
ちさまるの驚き
80億人!? すごい数だね! でも、人が増えすぎると、食べ物や住む場所が足りなくならないか心配だな…。
世界の言語
- 中国語:世界で一番「母語(最初に覚える言葉)」として話している人が多い。
- 英語:世界中の国で、共通語として使われている。
- スペイン語:スペインだけでなく、中南米の多くの国で話されている。
3. 資源・エネルギー問題
私たちの生活を支えるエネルギー資源。これらは地球上のどこにでもあるわけではなく、特定の場所に偏って存在しているんだ(偏在)。
- 石油(原油):ペルシャ湾岸(西アジア)に多い。
- 石炭:世界中に比較的広く分布している。
- 鉄鉱石:オーストラリア、ブラジル、中国などに多い。
ちがくナビとのリンク:資源の偏在
なぜ、資源は特定の場所にしかないのでしょうか?
それは、資源が何億年もの地球の活動(マグマの活動や生物の死骸の堆積)によって作られたからです。地球の歴史と地質活動を知ることで、資源をめぐる国際問題の背景が見えてきます。
→ちがくナビ「レアアースはなぜレアなのか?」で資源の生成メカニズムを知る
まとめ:多様性を認め合う
ちさまるの学び
豚肉を食べない国があったり、牛を大切にする国があったり…。自分たちの「当たり前」が、世界では「当たり前じゃない」こともあるんだね。違いを知るって面白い! PON!
コネクトのまとめ
その通り! 違いを「変だ」と思うんじゃなくて、「面白い」と思える心が、世界とつながる鍵なんだ。
さて、これで「系統地理(世界のルール)」は修了だ。次回からは、いよいよ各地域を詳しく見る「地誌」の旅へ出発するよ。最初はアジア州だ!
チャレンジ問題
問1:西アジアや北アフリカで信仰され、豚肉を食べない習慣がある宗教は何ですか?
問2:母語として話す人口が世界で最も多い言語は何ですか?
問3:石油(原油)の埋蔵量が特に多い地域はどこですか?
こたえを見てみる
問1のこたえ:イスラム教
問2のこたえ:中国語
問3のこたえ:ペルシャ湾岸(西アジア)