小4社会②:くらしの安心をささえる水
蛇口(じゃぐち)の向こう側へ!
やあ!コネクトだよ。きみは毎日、顔を洗ったり、水を飲んだりするよね。
蛇口をひねると、透明できれいな水が出てくる。これって、当たり前のようですごいことなんだ。
今日は、川の水がどうやってきみの家まで届くのか、そして使った水はどこへ行くのか、水の旅を追いかけてみよう!
1. 水のスタート地点:ダムと川
水道の水は、もともとは雨や雪解け水として山に降り、川を流れてきたものだね。
でも、雨がたくさん降る日もあれば、全然降らない日もある。いつでも水が使えるように、山奥で水をためておく場所があるよ。
ダムの役割
- 水をためる:雨が降らないときのために、水を貯金しておく「水瓶(みずがめ)」だよ。
- 洪水をふせぐ:大雨のとき、川の水が一気に増えないように調節するよ。
- 電気をつくる:水の勢いを利用して、水力発電(すいりょくはつでん)をすることもあるよ。
2. 水をきれいにする工場:浄水場(じょうすいじょう)
川の水には、土や砂、目に見えないバイ菌が混ざっているから、そのままでは飲めないね。
川から取り入れた水を、安全に飲めるようにきれいにしているのが「浄水場(じょうすいじょう)」だ。
Ping! 水がきれいになるまで
浄水場では、いくつかのステップで水をピカピカにしているよ!
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① 沈殿(ちんでん)
薬を入れて、小さなごみや泥をかたまりにして、底に沈めるよ。 -
② ろ過(か)
きれいな砂や砂利(じゃり)の層を通して、もっと小さな汚れを取り除くよ。大きなマスクみたいだね。 -
③ 消毒(しょうどく)
最後に「塩素(えんそ)」という薬を少しだけ入れて、悪いバイ菌をやっつける! これで飲める水の完成! -
④ 配水(はいすい)
ポンプを使って、地面の下の水道管(すいどうかん)を通って、学校やきみの家へ送られるよ。
ちさまるの感想
ごくごく…。ぷはー! おいしい!
砂で汚れを取ったり、バイ菌を消したり、こんなに手間がかかっているんだね。大切に飲まなくちゃ!
3. 使った水のゆくえ:下水処理場(げすいしょりじょう)
トイレやお風呂、台所で使った「汚れた水」は、そのまま川に流すと、魚が死んだり、自然が壊れてしまったりする。
だから、下水道(げすいどう)を通って「下水処理場(水再生センター)」に集められるんだ。
微生物(びせいぶつ)が大活躍!
下水処理場では、なんと「微生物(顕微鏡でしか見えない小さな生き物)」たちが大活躍しているんだ!
- 汚れた水を、微生物がたくさんいるプールに入れる。
- 微生物が、汚れをパクパク食べて分解(ぶんかい)してくれる。
- きれいになった水だけを、消毒してから、川や海へ戻すんだ。
ちがくナビとのリンク:水の循環
私たちが使った水は、川へ戻り、海へ流れ、蒸発して雲になり、また雨となって山に降ります。これを「水の循環(じゅんかん)」といいます。
私たちが水をきれいに使うことは、地球全体の環境を守ることにつながっているのです。
→ちがくナビ「雨の降り方」で自然の水の動きを見てみよう
まとめ:水はぐるぐる回っている
水は、自然と人間社会の間を、ぐるぐると回っている大切な資源なんだ。
- 節水(せっすい):歯磨きのときは水を止める。
- 汚さない:食べ残しや油をそのまま流さない。
今日からできることを、始めてみよう!
コネクトからのメッセージ
きみの家の蛇口は、遠くのダムや、浄水場で働く人たち、そして地球の空や海ともつながっているんだね。
次は、もう一つの大切なテーマ、「ごみ」のゆくえを追いかけるよ!
チャレンジ問題
問1:川の水を取り入れて、飲めるきれいな水にする工場を何といいますか?
問2:浄水場で、目に見えないバイ菌を退治するために使われる薬は何ですか?
問3:下水処理場で、水の汚れを食べてきれいにしてくれる、小さな生き物を何といいますか?
こたえを見てみる
問1のこたえ:浄水場(じょうすいじょう)
問2のこたえ:塩素(えんそ)
問3のこたえ:微生物(びせいぶつ)
顕微鏡で見ると、クマムシやツリガネムシなどが見えるよ!